真夏の夜の動物園にて

16日まで行われていた真夏の夜の動物園に行ってきました。

IMG_5348     IMG_5347

この日は薄曇りで、秋を感じる風。

念願の金子半之助の天丼弁当にビールという幸せな腹ごしらえをして、いざ♪

暑さから解放されてなんだかほっとしているように見える夜の動物たち。昼間よりも活発で精悍な感じ。特に日中、まず寝姿しか見かけないライオンとか。

やっぱり、それぞれのいのちがありのままにいられる環境って大事だなぁ、と。

夜の動物園でしみじみ。

IMG_5357    IMG_5391

白熊はハワイでは生きられないし、熱帯魚が生き生きするのは暖かな南の海。みんながそれぞれ、自分に適した場所でのびのびと生きてゆけばいいんだよね。それはきっと、ヒトだっておなじこと。

なのに、なぜか「おなじであれ」という同質的な圧力を感じるからきっと学校とか会社とか居心地があまり良くないんだろうな。

IMG_5368  IMG_5377

そんな、真夏の夜の動物園で思い出したのがスイスのチューリヒ動物園 のこと。
チューリヒ動物園がこだわるのは、「動物が満足して暮らせるよう、本来の生息環境を再現すること」。

例えば、2003年に完成した「マソアラ熱帯雨林(Masoala-Regenwald)」は、マダガスカルの「マソアラ国立公園(Masoala National Park)」との共同プロジェクトで実現した植物園。この植物園担当の飼育員さんの仕事は、伸びすぎた木々の伐採など環境保全が主。
最終的には、落ちた木の枝や葉や木の実が土壌を育て、植物園内の動物たちを養う果物などが自生し循環する森にするのが目標という徹底ぶりです。

この動物園では、できるだけ人の手が入らないように動物たちが野生に近い形で暮らせるような工夫が随所にされていて、飼育員の介添えなく出産したり、鳥たちも放し飼いなので、間近に生態を見ることができるのだそう。

最近の研究では、野生の生活のように餌を苦労してとることで初めて達成感や満足を得られ、健康でいられるということがわかっているそうで、チューリヒ動物園では飼育員さんが頭をひねって、動物たちが野生に近い状態で餌をとるまでに苦労して、飽きない工夫をしているのだそうです。

もちろん、野生には比べ物にならないのだろうけれど。

動物たちも飼育員さんたちも、みんないい顔してたなぁ。

日本の動物園も、行動展示とかだいぶ動物たちが生き生きと暮らせるような工夫がなされるようになってきているけれど、チューリヒ動物園と比べるとまだまだ。

その根底にあるのは、国や自治体がなにを大切にするかという価値観だったり、取り組む姿勢だったり。

同じ生き物として、おなじいのちとして動物のことを考えているかどうか、ということなのだと思います。そういう考えとか感性って、子供たちに対する目線にも通ずる気がして。

なんとなく、動物が幸せな国は、子供たちも幸せな国なんじゃやないかぁ、なんて勝手に思ったりしています。

 

バングラデシュ・ラオス・ミャンマー・タイ・内モンゴル・インド・タンザニアなんて、行ったことのない人が多そうな国への渡航経験はあるのに、アメリカやヨーロッパは未踏の地(笑)。

そろそろ、ヨーロッパにも行ってみたいなぁ。

来年の夏休みはスイスに飛んでチューリヒ動物園から、ブログをお届けできますように(^^)

 

2015-08-17 | Posted in blogNo Comments » 

関連記事

Comment





Comment