栄おばあちゃんからの手紙

 

先日、食をまん中にした素敵な住み開きの場に参加した際、映画「サマーウォーズ」の中で栄おばあちゃんが家族にあてた最期の手紙の話が出ました。

私もとても大好きで、大切にこころのまん中においている手紙です。

これを読むと、食べるってすごいことだなぁ。いのちを頂いていのちをつなぐんだもんな、とかいろいろな想いが湧いてきます。

嬉しいことがあっても、悲しいことがあっても。

人は食べないと生きていけないから。

だからやっぱり、食卓には笑顔があって、立ち上る湯気をみんなで囲みながら「おいしいね」って笑えるような時間と空間であってほしい。

特に小さな子どもたちには。やっぱりそんな温かな食卓を届けたい。

もう少し、子どもの手が離れたら、やっぱりこども食堂やってみたいなぁ。

それが、食いしん坊を育ててくれた我が家の食卓の神様への恩返しかな、ともおもったりするのです。
そして、あったかく、子どもたちを迎え入れられるかわいいおばあになれるよう、年を重ねていきたいな、というのが夢の1つだったりもします^^

 

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★栄おばあちゃんの手紙★ (映画「サマーウォーズ」から)

「家族へ

まぁまずは落ち着きなさい
人間落ち着きが肝心だよ

葬式は身内だけでさっさと終わらせて
後はいつも通りに過ごすこと
財産は何も残してはしないけど
古くからの知り合いの皆さんが
きっと力になってくれるだろうから心配はいらない

これからもみんなしっかりと働いてください
それともし侘助(わびすけ)が帰ってきたら
10年前に出て行ったきり、いつ帰ってくるかわからないけど
もし帰ってくることがあったら
きっとお腹をすかせていることだろうから
うちの畑の野菜や葡萄や梨を
思いっきり食べさせてあげてください

初めてあの子に会った日のことを
よーく覚えている
耳の形がじいちゃんそっくりで驚いたもんだ

朝顔畑の中を歩きながら
今日からうちの子になるんだよ、って言ったら
あの子は何も言わなかったけど
手だけは離さなかった
あの子をうちの子にできる
私の嬉しい気持ちが伝わったんだろうよ

家族同士、手を離さぬように
人生に負けないように
もし辛いときや苦しいときがあっても
いつもと変わらず家族みんなそろって
ご飯を食べること

一番いけないことは
お腹がすいていることと
一人でいることだから

私はあんたたちがいたおかげで
大変しあわせでした
ありがとう
じゃあね 」

2015-04-10 | Posted in blogNo Comments » 

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