あさになったのでまどをあけますよ

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いまの家に住むようになって、1番嬉しいのは東側と南側に窓があることだったりします。
朝は、陽の光で目が覚めて。夜には月の光が射しこむ窓。
どんなことがあっても、窓があって空や街並みを眺めていると、なんだか「大丈夫」って思えるのが不思議です。

荒井良二さんの「あさになったのでまどをあけますよ」には、たくさんの窓が出てきます。

窓を開く、というなにげないしぐさの向こうにある、何気ない日常の幸福がいっぱいに詰まった絵本です。

新しい1日を迎えるために、子供たちは朝、窓を開ける。
窓の向こうに広がるのは、まちだったり山だったり、海だったり。

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いろいろな風景の向こうには、変わらず繰り返されるそれぞれの日常。

朝が来て、目が覚めて新しい1日がはじまる、ってなんだかあたりまえのように思ってしまうけれど、繰り返される愛すべき日常があるというのはほんとうはとても幸福なこと。

朝起きて、大好きな人たちと最初にかわす「おはよう」も、朝ごはんの支度で立ち上る湯気も。
それは、ささやかだけどとってもしあわせな瞬間です。

あさになって、まどをあけて。

窓の向こうにもきっと、同じように繰り返される誰かの日常がある。

ささやかな、日常の幸せをしっかりと抱きしめて。
明日もきっと、たくさんの窓が開かれる。

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風が吹いて、光が射して。やっぱり私はここが好き。
そんな風に思える朝を迎えられるのは、とてもしあわせ。

 

 

2015-02-03 | Posted in おとなのための絵本の森No Comments » 

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