雪山と産後の一区切りに思うこと

夫はスキーをする人で北へ北へ向かう人。そんな夫と付き合い始めたころの私は波乗りが好きで雪山よりも南へ南へ向かう人で、雪山なんて中学生の時以来行っていませんでした。
で、「スキーに行こう」と誘われても、「私はいまヨガとかサーフィンがしたいし、スキーの道具もないし、道具を買うお金もないから一人で行って来て~」なんて言っていたら、ある日道具がそろっていて(笑)。
「道具揃えておいたから、一緒に行こう」ということで(笑)、スキーを始めることになりました。
で、やってみたら楽しくて。いまでは雪山好きに。
人生ってわからないものです(笑)。

夫と出会っていなかったら、私はスキーをすることもなかったし、雪山の美しさもスキーの楽しさも、そのあとの温泉の気持ち良さも知らずに過ごしていたんだなぁ、と思うとあらためて人との出会いでもたらされる時間に感謝だなぁと思います。

そんなわけで、妊娠・出産をするまでは、スキーシーズンになると週末には雪山に向かうのがわが家のルーティーンになっていましたが、息子が生まれてからはなかなかスキーはできず、2歳になったぐらいからようやく雪のある場所で雪遊びをするぐらいでした。

そして息子が3歳になった今年。
だいぶ体力もついてきて、いろいろな外遊びもできるようになったのでソリに乗ったりチューブライディングをしたり、パパだっこでリフトに乗って滑ったりと、本格雪遊びができるようになってきました。
とはいえ、まだスキー教室に入るほどではなく、息子番のわたしは下で息子と。

夫はその間、上まで登ってスキーを滑るといいうスタイルで、スキー場に通うこと数回。
息子はママっこでなかなか離れたがらないし、慣れない場所で託児に預けるのもかわいそうだし、私が滑れるのは来年かなぁ~なんて思っていました。

 

ところが、先週末。
ふと、「ママも滑ってきていい?」と聞いてみたら、「いいよー」との答えが♪

夫と交代で、息子番をお任せして4年ぶりにリフトに乗って、スキーを楽しみました♪
いつも夫としかスキーに行っていなかったので、一人でリフトになるのも、一人で滑るのも初めてでしたが
なんかこうとても気持ちが軽やかで自由で楽しくて。ビビりのわたしには珍しく、怖さや不安は全くなくて、身体がよく動きました。
まさに、Let it go~~♪ な感じで、リフトに1人乗りながら歌っちゃったり(笑)。

そのときにふと、「ん?なんか私の“産後”の一区切りがいま、きたような気がする」と思ったのです。

「産後」っていうと、長くて半年ぐらいの間でいろいろなサービスが受けられなくなったりするのだけど、ほんとは「産後」ってずっと続いていて。むしろ、そういうサービスの利用ができなくなってきたあたりからいろいろしんどいことが増えてきたりもします。

生まされてすぐから1歳の間ぐらいまでは寝る時間が結構あるのでその間にいろいろできたけれど、大きくなると外遊びの時間も長くなるし、昼寝もしなくなるしで自分の時間は夜か早朝にしか持てなかったり。
子連れでOKのヨガクラスなんかも「歩き出すまで」なんて言うところが多くて行きにくくなるし、よく動く子連れで行っても結局ゆっくりヨガはできない、とか。

子どもがいるからこそできることもたくさんあるのだけど、いるからこそできないこともある。
その中でバランスをとって「自分」である在り方を模索するなかで、母もいろんな葛藤が出てくるのが、子どもの「いやいや期」あたりと重なってくるような気がします。
そんな時期も含めて「産後」はずっと続いていて。
本当は、3歳ぐらいまで「産後サポート」としてお母さんには切れ目ないサポートがもっと必要なんじゃないのかなぁ、と思っています。

で、久しぶりにスキーを滑る時間をもらって、ふと「あ、私の産後はそろそろ終わる」と思ったのは、この春から息子が幼稚園に入園して、私も少しづつ仕事を始める予定があるという物理的な環境の変化が控えているということもあると思うのですが。
なんとなく直感的に息子も私も少しづつ、それぞれの時間の中で自分と向き合っていけるようになってきたんだと思ったから。

成長がさびしいような、うれしいような。
でも、いろんな葛藤もありながらこの3年、息子と重ねてきた毎日は本当に愛おしくてあったかくて、しあわせなものでした。一緒に過ごしてきたこの3年があるから、ここからまた前に進んでいける気がする。そんなパワーをくれた日々でもありました。

だから、ここからは、そんな「産後」の日々を過ごすお母さんたちに届くようなサポートをもう少し踏み込んで考えて、形にしていきたいなと思います。

2017-01-30 | Posted in blogNo Comments » 

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