「いただきます」のこころ

友人に誘われて、ずっと見たかったドキュメンタリー映画「いただきます」を観てきました。


映画って、乳幼児がいるとまず誰かに預けないというけないというハードルがあってなかなか足が遠のいてしまうのですが、今回みたいに子連れOKだと本当にありがたい♡
ま、ねんねの神様が降臨しないことにはゆっくりはみられないのですけど^^;

それはさておき、この「いただきます」の舞台は福岡県にある高取保育園。
映画「はなちゃんの味噌汁」のはなちゃんが通っていたのはこの保育園なのでした。
「いただきます」のHPの冒頭の言葉が素敵なので少し引用させて頂きますね。

「福岡市高取保育園。
そこには懐かしい日本の子育てがありました。
それは、先人たちから引き継いだ”魂の育てかた”。
日本の伝統的な「食養生 医食同源」に基づいた給食の献立は、
玄米、みそ汁、納豆、旬の野菜料理です。
みそは、園児たち自らが、毎月、毎月、100キロ仕込みます。
梅ぼし、沢庵、高菜漬けなども手づくりです。
アトピーやアレルギーだった園児の多くが、元気に巣立っていきました。
30年続く高取の「和食給食スタイル」は、教育視察を通して日本中に広まりました。
発酵学の第一人者である小泉武夫 東京農業大学名誉教授が、
伝統和食に込められた先人たちの英知を、わかりやすく説き明かしていきます。
「家庭の和食」「手づくりみそ」が、本作の主役なのです。」

本当に日本の先人たちの知恵や暮らしってすごいなぁ、素晴らしいなぁと思います。

味噌に醤油に、梅干しに。発酵のことが今のようには科学的に解き明かされていない時から菌と上手に付き合って育ててきた発酵食の知恵。野菜中心の暮らし。
いのちや季節に寄り添って暮らしてきたからこそ、見えていたもの、感じていたものがあるんだろうなぁと思います。
これ↓は、高取保育園のある月の献立表です。

シンプルなんだけど、いい材料で仕込まれて、愛情こめてつくられる毎日の滋味あふれるご飯がどれだけ子どもたちのこころとからだを強靭に作ってくれるのか、、、としみじみ思います。もちろん、基本は家庭だけれど、こんな愛あるお昼ごはんを毎日いただいて、暮らしの基本をこころと身体に繰り返し教え込まれたら、ほんとどこに行ってもご機嫌で生きていける子になるだろうな。

年長さんが卒業を前に、年中さんに味噌の仕込み方を伝える味噌伝授式とか。
みんなで沢庵を仕込む様子とか。
なんだかどの時間も観ていて愛おしくて、ほんとは子どもたちってこんな風にたくさんのいのちと仲良くなれる愛情をその小さな身体にいっぱいに持ってるんだよね、とあったかい涙がじんわり出てくる映画でした。
  
食べることは、いのちをいただくことで、自分のいのちに変えていくこと。
だから、食べるということを大事にしてもらったら、自分やいのちを大事にする根っこが育っていくんだと思うのです。
だから、どんなにいそがしくてもやっぱり「いただきます」と手を合わせる気持ちは大事にしたいよね。
「いただきます」のこころは、いのちへの愛情と感謝の気持ち。
その気持ちをもって大人になっていける子どもは、やっぱり幸福なのだと思うのです。

もちろん、そんな毎日を園児たちに提供しながら寄り添うスタッフの皆さんの苦労は大きくて。働く現場としてはかなり大変な様子も。保育の現場を支える人たちを支える仕組みや在り方も、併せてもっともっといろんな場で取り上げられていくといいな、と思いました。

そんなこんなも、一人でも多くの方に観ていただきたいから。リンカランでもまた、この春にでも上映会を開催したいと思っています。
また詳細決まったら、こちらでも告知しますので、お楽しみに♡

 

2017-02-02 | Posted in blogNo Comments » 

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